|
TKC全国会の結成-1正しい使命感を抱く会計人の一大集団を第1回TKC全国大会(昭和49年7月16日) (写真出典:飯塚毅先生追悼集『自利トハ利他ヲイフ』4頁) TKC全国会の結成(1971年8月17日)TKCのセンターを利用する会計事務所が増加する中で、全国組織結成の機運が生まれ、昭和46年8月、第1回TKC全国代表者会議が東京九段で開催され、名称をTKC全国会とすること、飯塚毅氏を会長とすることが決議された。システム委員会、研修委員会、総務委員会等の委員会や関連機関が次々に発足。地域会も相次いで創設されていった。 TKC全国会の結成に続いて、全国各地でTKC東北会、中部会、四国会、静岡会、近畿会、北海道、関信会、九州会、東京会、神奈川会、千葉会が結成され、これと並行して昭和46年から51年にかけて、全国各地にTKC計算センターが相次いで設立されていった。 各地域会において、会員増強活動が推進された結果、会員数も増加し始め、昭和47年末には1,000名に達し、さらに49年末には、2,000名に達した。 初期の重要活動システム委員会発足(1972年4月7日)昭和47年4月7日、第1回全国システム委員会が東京の九段会館で開催された。第1回システム委員会では、仕訳日記帳、一覧式総勘定元帳、月例経営分析表、レーダー・チャート、損益計算書、予算管理月報等の改善について熱心な議論が行われた。これ以後システム委員会はTKC全国会の根幹の委員会と位置づけられた。 TKC会報創刊(1972年11月)TKC全国会の活動や主張を内外に広く伝えるメディアであるTKC会報が創刊された。 研修体制の構築TKC中央研修所、地域会研修所が設立され、TKC会員、会員事務所職員に対する研修体制が整備されていった。さらにこれと並行して、会計人の自己探求の場としてTKC坐禅研修道場が、京都・妙心寺の竜泉庵におかれた。 | |||||||||