![]() | ||||||||||
|
|
名称:公益財団法人 租税資料館 所在地:東京都中野区南台3-45-13 |
飯塚毅博士は東北帝国大学在学中に東京大学末延三次博士の奨学資金の給付を受け、経済的に困窮することなく、学業を全うすることができたことに、忘れ得ぬ恩義を感じてきた。
その恩義に報いるために、平成7年12月、飯塚毅博士は、私財10億円、TKCの株式150万株(後に200万株を追加寄付)を基本財産として、財団法人飯塚毅育英会を設立した。
財団法人飯塚毅育英会は、学業に優れながら経済的理由で大学進学が困難な栃木県出身の大学生及び栃木県内に学ぶ外国人留学生に対して、返還を要しない奨学金を資金援助をする制度として発足した。さらに平成15年度からは、外国の大学へ研究目的で留学する栃木県出身の大学生(3年次以上)及び大学院生に奨学資金を給付する「海外留学支援奨学制度」を創設し、給付対象が広がった。
本育英会には、飯塚毅博士の人材育成に対する願いが込められている。
平成21年に、公益財団法人として認定されている。
名称:公益財団法人 飯塚毅育英会 所在地:栃木県宇都宮市鶴田町1758 |
東京の帝国ホテルで開催された、第10回TKC全国役員懇話会において、「飯塚毅賞」の創設が発表され、「租税正義の実現を目ざす」TKC全国会の活動へ著しく貢献したTKC会員等、あるいは、優れた研究活動を行った会員等に対して、同賞が授与されることが発表された。
第1回受賞者は、TKC関信会会長、全国会顧問として長年会務に貢献した奥山素章会員に授与された。以後毎年、TKC全国役員大会において、表彰が行われている。

株式会社TKCは、TKC全国会創設40周年、TKC創業45周年を迎える平成23年に、TKC全国会の創設者であり、株式会社TKCの創業者である飯塚毅博士の資料等を展示する「飯塚毅記念館」を設立した。
「飯塚毅記念館」では、飯塚事件の関連資料や飯塚毅博士の歴史資料により、租税法の研究者及び会計人としてその一生を捧げた飯塚毅の生き様を俯瞰すると共に、数々の展示品一つひとつから、一人の人間としての飯塚毅を垣間見ることができる。また、今となっては入手不可能な貴重な蔵書2,000冊などを公開するほか、講演会等の映像を観ることがでる。
希望者は、希望日時を株式会社TKCに事前に電話で予約することで観覧することができる。
名称:飯塚毅記念館 所在地:栃木県宇都宮市鶴田町1758 電話予約先:028-648-2111(株式会社TKC代表) 休館日:土日祝日 |
<以上>
![]() | ![]() | ![]() | |